酉の市金融！金融！商売繁盛

酉の市





江戸時代から受け継がれる「酉の市」。毎年１１月の酉の日に、各地の鷲神社や大鳥神社などで開運招福・商売繁盛を願う祭りです。「酉の市」は、日本武尊が東夷征伐の際、天日鷲命に戦勝を祈願。凱旋した１１月の酉の日に再び参詣し、戦勝のお礼に神前の松に熊手を奉納したとされるのが由来になっています。「酉の市」は、１１月酉の日の午前零時に打ち鳴らされる一番太鼓を合図にはじまり、終日お祭りが行われます。１１月に酉の日が２回ある時は「二の酉」、３回ある時は「三の酉」と呼ばれ、冬の風物詩になっています。

【熊手について】

　酉の市といえば、すべての運を”かっ込む”、福を”はき込む”という開運招福・商売繁盛を願った縁起物「熊手」が有名です。
　酉の市の”酉”を”取り”と解釈し、日本武尊が奉納したとされる熊手を福をかき込む道具に見立てて、酉の日に神社で熊手を手に入れると「福をかき込む」といわれ、江戸時代中期以降、大鳥神社で開催された「酉の市」で売られたのが始まりといわれています。
　熊手には、お福の面や七福神、尾頭付きの鯛、米俵、千両箱など縁起の良いものがついています。熊手の大きさは商売の繁盛度を表すとされ、さらなる招福を願って、毎年少しずつ大きくしていくのが慣わしなのだそうです。

＝東京の酉の市＝
◆鷲神社 ◆花園神社 ◆長國寺 ◆花畑大鷲神社 ◆練馬大鳥神社
◆波除稲荷神社 ◆大國魂神社 ◆大森鷲神社 ◆石神井大鷲神社
◆雑司が谷大鳥神社 ◆市守大鳥神社 ◆武蔵野八幡宮 ◆新小岩厄除香取神社など