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おむつかぶれを防ぐ方法
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おむつかぶれを防ぐ方法
 おむつかぶれにならないようにするには、おむつかぶれの原因を取り除くことです。
 おしっこやうんちでおしりが汚れないようにするということはできませんが、こまめにおむつをチェックし、おむつ内環境を整えてあげてください。
Point
1.こまめなおむつ替え
 おしっこやうんちで赤ちゃんの肌が汚れたままやぬれたままの状態でいることが一番問題です。こまめにおむつをチェックして、おしっこやうんちに気づいたら、すぐにおむつを替えてあげましょう。
2.おむつ替え時のおしりケア
 おむつ替えの時、おしっこやうんちが肌に残らないようやさしくふきとってください。その際、肌に傷をつけないよう、おしりふきやぬるま湯を含ませたコットンなどで、肌をこすらないように気をつけながら汚れを取り除いていってあげましょう。
 そしてふきとった後は、おしりを十分に乾かしてから新しいおむつをつけてあげてください。
[注意!]
 うんちやおしっこの中の微生物が、尿道口や膣に入ると炎症を起こすことがあります。拭く時は、菌が尿道口や膣に入り込まないように注意してください。
・男の子の場合
 亀頭部に水けを残さないようにそっと拭き、また睾丸のシワや裏側も丁寧に拭いてあげてください。
・女の子の場合
 外性器を拭く時は、必ず前(おなか側)から後ろ(おしり側)へ向かって拭き取ってください。後ろから拭くと菌が外陰部から侵入し、「外陰部腟炎」や「膀胱炎」を引き起こしてしまう心配があります。
3.うんちの時は、おしりを洗う
 うんちには菌がいっぱい!またうんちは拭くだけではなかなかきれいにならないですし、何度も排便で刺激にさらされている皮膚をこすると肌を傷つける原因になってしまいます。
 うんちの時は、おしりを洗ってあげるのが効果的です。

 まず肌についたうんちは、やわらかいおしりふきなどでふき取ります。
 次に専用の洗面器にぬるま湯をはり、湯の中でおしりを洗います(ひとり座りができたり、支えていれば立てる赤ちゃんの場合は、シャワーでもいいです)。
 また首がすわらない時期やお出かけの時などには、ペットボトルにぬるま湯を入れ、紙おむつを敷いたままでぬるま湯をかけて洗い流す簡易な方法もあります。
4.おむつ内のムレ対策
 湿気が肌に残るとムレの原因になります。おしりを充分に乾かすことが大切です。おしっこだけの時でもやわらかい素材のおしりふきなどで、おしっこだけでなく、汗もきれいにふき取ってあげてください(ふき取る時はゴシゴシこすらずに)。
 また時々おむつをはずして外気浴をさせてあげるのも有効です。
5.赤ちゃんの肌に合ったおむつを選ぶ
 赤ちゃんの肌は薄くてやわらかく、デリケート。おむつが赤ちゃんの肌に合っていないと、傷つけてしまいます。
 もしケアをしてもなかなかよくならない場合は、おむつが赤ちゃんの肌に合っていないことも考えられます。
 日頃から赤ちゃんの肌を観察し、おむつが赤ちゃんの肌に合っているか見てあげてください。
おむつかぶれが治らない時は
 「一晩おむつを当てたままにしていたら少しおしりが赤くなった」という程度なら、ケアしながら様子を見られるといいと思います。
 しかし、拭くと痛がったり、次第に炎症が広がったり、きちんとケアをしているのになかなか治らない時は、専門医に相談し、適切な処方を受けましょう。
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