|
猿田彦神 |
|
|
|
|
|
|
猿田彦神は、天孫降臨の際、道案内をした神様です。 |
|
神話によると、天孫・邇邇芸命(ににぎのみこと)が 高天原から地上に降りてこられることを知った猿田彦神は、 天之八衢[八方の道の辻・分岐点]に出向きました。 天孫・邇邇芸命は、地上へ降臨する道筋に立ち塞がるこの者を怪しみ、 天鈿女命(あめのうずめのみこと)に何者であるかを尋ねさせました。 猿田彦神は、「天孫が天降りされることを聞き、 御先導申し上げようとここまでまかり出てお待ちしておりました。」と答えました。そこで天孫・邇邇芸命は猿田彦神に道案内を頼み、 無事高千穂へ降臨することができたといわれています。 |
|
この神話から、猿田彦神は「みちびきの神」であるといわれ、 道中安全、方除けの神として崇敬されています。 |
|
ちなみに日本神話によると、猿田彦神の特徴は、 「鼻の長さ七咫(咫は上代における長さの単位。 親指と中指を広げた長さを一咫とすることなので、 七咫は約1.2mぐらい)もあり、 背の丈は七尺(約2.1m)あまりで身長は七尋(約12.6m)近く。 しかも口と尻は明るく光っていて、目は八咫鏡のように 円く大きくて真っ赤なホオズキのように照り輝いている」と伝えています。 |
|
日本神話に登場する神々の中で、 これほど容姿について詳しく記されている神様は他にないそうで、 とてもユニークな神様です。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
◆ 椿大神社(三重県鈴鹿市) ◆ 都波岐奈加等神社(三重県鈴鹿市) ◆ 猿田彦神社(三重県伊勢市) ◆ 伏見稲荷大社(京都市伏見区) ◆ 大麻比古神社(徳島県鳴門市) ◆ 田村神社(香川県高松市) など |
|
|
|
|
|