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正行院(猿寺)
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 「猿寺」と呼ばれ、災難の”去る”寺で知られる正行院。
 寺伝によると、天文年間(1532年〜1554年)、開山・円誉上人が修行で各地をまわっていた時、人間だけでなく獣にもナミアムダブツという名号を与えていました。ある日、猟師が一匹の猿を殺そうとすると、猿は手を合わせ竹の皮に包んだ首輪を投げてきました。不思議に思いその首輪を見てみると、そこには円誉上人自筆の名号が入っていました。驚いた猟師は殺生をするのを止め、円誉上人を訪ね弟子になったといわれています。
 正行院の本堂には、手を合わせた猿を膝の上に乗せた円誉上人の坐像がまつられています。
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住所 京都市下京区東洞院通塩小路下る東入ル
アクセス ・JR京都駅 徒歩約5分
・京都市営地下鉄烏丸線京都駅 3番出口から徒歩約5分
・市バス「京都駅前バスターミナル」徒歩約5分
・近鉄京都線京都駅 徒歩約10分
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