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善養密寺
 江戸時代の初めごろに開かれたと伝わる真言宗智山派のお寺。
 善養密寺の境内には、石造りの一対の羊の像が安置されています。これは弘法大師が悟りに至るまでの心のあり方を示した『十住心論』の中で、人は悟りを開くまでに十段階あり、その最下位に「異生羝羊心」という状態があるのだそうです。これは、「雄羊がただひたすら淫欲と草をむさぼり食べることしか念頭にない」という状態のこと。羊は煩悩の象徴として置かれているのだそうです。
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住所 東京都世田谷区野毛2-7-11
アクセス ・東急田園都市線・大井町線二子玉川駅→バス「野毛2丁目」下車、徒歩約4分
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