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名前の「ソトオリ」とは、肌の色艶が衣を通して光り輝くようであるという容姿の美しさを意味し、衣通姫は木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)や光明皇后、小野小町などとともに、有数の美女とされる一人です。 衣通姫は、和歌の才能に優れていたことから柿本人麻呂、山部赤人とともに「和歌三神」の一人に数えられ、伝説に語られる衣通姫は、悲恋の主人公や数奇な運命にもてあそばれる女性として伝えられています。その衣通姫が和歌の神として信仰が定着したのは、南北朝時代に北畠親房が書いた『古今集注』によるとされています。 それによると、平安時代中期の第58代光孝天皇が和歌の浦に行幸した折、夢枕に麗しい女性が立ちました。天皇は「何者か?」と訪ねたところ、「わらわは衣通姫なり。立ちかえり またもこの世に跡垂れむ 名もおもしろき 和歌の浦波」という歌を残して姿を消したそうです。この伝承から、和歌山県の玉津島神社の祭神として衣通姫が祀られるようになったといわれています。 |
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【衣通姫について】 |
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名称: |
衣通姫(そとおりひめ) |
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別称: |
玉津島明神(たまつしまみょうじん) 明光浦霊(めいこううらのれい) |
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ご利益: |
和歌・技芸上達 無病息災、病気治癒、厄除けなど |
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主な神社: |
玉津島神社: 和歌山市和歌浦中3−4−26
境の明神(玉津島神社): 福島県白河市明神
新玉津嶋神社: 京都市下京区玉津島町
川匂神社: 神奈川県中郡二宮町 |
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■ スポーツ・芸能関係 【仕事の神様】 |
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