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お菓子の神様として崇敬を集める「田道間守命」。 『古事記』では、多遅麻毛理(たじまもり)と記され、新羅の王子・天日槍(あめのひぼこ)の子孫で、三宅連(みやけのむらじ)の祖とされています。 第11代垂仁(すいにん)天皇の命により、トキジクノカグノコノミ(非時香菓。いつでも実をつけている香りのよい果物のこと。現在の橘といわれています)を求めて常世(とこよ)の国へ渡った田道間守命は、十年かかって目的の実を採取し、持ち帰りました。しかし天皇はすでに亡くなっており、田道間守命は持ち帰った半分を皇后に献上し、後の半分を天皇の御陵に供えると、その場に座り込み、嘆き悲しみながら死んだと伝えられています。 この故事にちなんで、田道間守命は菓子や果物の祖神とされ、お菓子関係に携わる人々の信仰を集めています。 |
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【田道間守命について】 |
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名称: |
田道間守命(たじまもりのみこと) |
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別称: |
多遅麻毛理(たじまもり) |
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ご利益: |
菓子製造業・菓子販売業守護 健康長寿など |
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主な神社: |
中嶋神社: 兵庫県豊岡市三宅1
中嶋神社(太宰府天満宮内): 福岡県太宰府市太宰府
菓祖神社(吉田神社内): 京都市左京区吉田神楽岡町
中嶋神社(湯神社摂社): 愛媛県松山市道後湯之町 |
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■ 料理・衣服関係 【仕事の神様】 |
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