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五十猛命は、日本の国土に樹木を豊かに茂らせ植樹の神、木の神です。 『日本書紀』によると、高天原(たかまがはら)を追放された父神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)とともに新羅に天降り、その後、日本に渡ってきました。 天から降りる際、多くの木種を携えていた五十猛命は、その種を日本全国に植え、日本の山々に青々とした樹木が茂るようになったと記されています。このようないわれから、樹木の神、植樹の神として、林業、木材業、建築業に携わる人々の信仰を集めています。 全国を巡って植林事業を終えた五十猛命は、その後、紀伊国(和歌山県)に住んだとされています。 また五十猛命は、父神・素戔嗚尊とともに土の船を造って海を渡り、人々に漁業を教えたという故事があり、造船、航海安全、大漁の守護神としても崇敬されています。 |
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【五十猛命について】 |
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名称: |
五十猛命(いそたけるのみこと) |
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別称: |
大屋毘古命(おおやびこのかみ) 射楯神(いたてのかみ) |
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ご利益: |
農林殖産、木材・建築業守護、漁業、造船、航海安全など |
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主な神社: |
伊太祁曽神社: 和歌山市伊太祈曽558
来宮神社: 静岡県熱海市西山町
度津神社: 新潟県佐渡市飯岡
高瀬神社: 富山県東砺波郡井波町
猛島神社: 長崎県島原市宮の町 |
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■ 自然関係 【仕事の神様】 |
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