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事代主命は、大国主神(おおくにぬしのかみ)と神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)の御子神。 神名の「コト」は神の言葉の「言」、「シロ」は「代理」を意味し、「コトシロ」とは、神の託宣を代行する依坐(よりまし。神霊が憑依する霊能者)、「託宣の神」と考えられています。 『古事記』によると、国譲りを求める高天原(たかまのはら)の使者に対し、大国主神の代わりに返答することになった事代主命は、神の意志を伺い、その託宣によって国譲りを誓い、自ら椎葉の柴垣にこもったと伝えられています。 大国主神が子の事代主命に返答させたのも、依坐の口を通して神意を伝える意味があったと考えられています。しかし一般的には、国譲りの際、事代主命は出雲国美保ヶ崎で釣りをしていたとされることから、昔から漁民の間で信仰されていた恵比寿神と結びつき、漁業の神、商業の神として崇敬を集めています。 ちなみに七福神の恵比寿神は大鯛を抱えてニコニコしている姿をされていますが、これは事代主命が大の釣り好きといわれることから連想されたものだそうです。 |
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【事代主命について】 |
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名称: |
事代主命(ことしろぬしのみこと) |
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別称: |
八重事代主神(やえことしろぬしのかみ) 積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ) |
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ご利益: |
豊漁 五穀豊穣、商売繁盛、福徳円満など |
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主な神社: |
美保神社: 島根県八束郡美保関町美保関608
長田神社: 神戸市長田区長田町
今宮戎神社: 大阪市浪速区恵美須
三嶋大社: 静岡県三島市大宮町 |
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■ 自然関係 【仕事の神様】 |
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