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住所 | 奈良県桜井市三輪1422 |
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アクセス | ・JR桜井線「三輪駅」徒歩約5分 |
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古来より、大物主大神が鎮まる神体山として崇敬されてきた三輪山。
その三輪山をご神体とする大神神社は、日本最古の神社の一つで知られ、『古事記』や『日本書紀』にもその名が度々登場する由緒ある神社です。
一般的な神社とは異なり、本殿はありません。拝殿から神体山である三輪山を拝むという、古来よりの信仰スタイルが今も息づく神社です。
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
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御祭神の大物主大神は、縁結びの神で名高い大国主命の和魂、もう一つの姿であるといわれています。
大国主命といえば、傷ついた白うさぎを助けたという神話『因幡の白うさぎ』のエピソードで知られる神様です。そのため大神神社の境内には、うさぎにまつわるものも多く、授与品にもうさぎをモチーフにしたものが多いのも大神神社の特徴です。
参集殿(さんしゅうでん)に安置されている「なでうさぎ」を模したものを袋につけたお守りです。
撫でていると運が開けるといわれています。
雅な卯槌を模したお守りです。
神棚や玄関などに祀ると、開運のご利益が授かるといわれます。
縁結びや夫婦円満を祈願する「縁結び祈願絵馬」には、大神神社ゆかりの”うさぎ”の絵が描かれています。
お願い事を書いた絵馬は「夫婦岩」の側に掛けるようになっています。
円錐形のひときわ秀麗な山・三輪山。
縄文時代、弥生時代から神の宿る山として信仰されてきた神体山です。
大神神社の摂社である狭井(さい)神社より入山穂料を払って登拝することができます。
神の山なので、写真撮影や飲食などは禁じられています。
山中に3つの巨石群があります。
奥津磐座(おきついわくら)には大物主大神、中津磐座(なかついわくら)には大己貴神(おおなむちのかみ)、辺津磐座(へついわくら)には少彦名神(すくなひこなのかみ)が鎮座するといわれ、信仰されてきました。
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大神神社の境内、祓戸神社の先、参道の左手にある「夫婦岩」。
2つの岩が仲良く並んでいることから「夫婦岩」と呼ばれ、この岩に祈れば、夫婦円満や縁結び、恋愛成就などのご利益が授けていただけると信仰を集めています。
室町時代の『三輪山絵図』にも富貴敬愛を祈ると記されている、古くから信仰を集める霊石です。