夫婦杉【高千穂神社】

高千穂神社の境内には、根元がひとつになった2本の杉の大木があります。樹齢約800年。何があっても離れることが無いその姿から「夫婦杉(めおとすぎ)」と呼ばれ信仰を集める霊木です。

この「夫婦杉」の周囲を好きな人と手をつないで3回まわると夫婦円満、家内安全、子孫繁栄の願いが叶うと言い伝えられています。夫婦、そして恋人たちに大変人気の良縁成就のパワースポットです。

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  • 住所

    宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037

  • アクセス

    ・JR日豊本線「延岡駅」から宮崎交通バス高千穂バスセンター行きで終点下車、徒歩約15分

高千穂神社について

三毛入野命(みけぬのみこと)が、神籬(ひもろぎ)を立て祖神である日向三代の神を祀ったのがはじまり。垂仁天皇の時代に社殿が建立されました。

『古事記』伝により、天孫(てんそん)・瓊々杵命(ににぎのみこと)が「筑紫日向の高千穂に久士布流多気」に天降ったとする天孫降臨神話の地であり、平安時代の『六国史』にも記載される高千穂八十八社の総社という歴史ある神社です。

御祭神のご神徳により、厄除け、交通安全、縁結びの祈願社として信仰を集めています。

[御祭神]

一之御殿:
高千穂皇神
(たかちほすめがみ)

日向三代と称される皇祖神とその配偶神(彦火瓊々杵尊と木花開耶姫命、彦火火出見尊と豊玉姫命、うがや葺不合尊と玉依姫命)

二之御殿:
十社大明神
(じゅしゃだいみょうじん)

神武天皇の兄君・三毛入野命とその妻子神(うのめ姫命、太郎命、次郎命、三郎命、畝見命、照野命、大戸命、霊社命、浅良部命)

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[高千穂の夜神楽]

高千穂の町内の集落では、11月中旬から翌年2月までそれぞれ定められた一軒の民家(神楽宿)を舞台に、夜神楽を催行する風習があります。

人が神になり、神が人になる夜神楽。

高千穂神社ではこの夜神楽の中から代表的な4番(手力雄の舞、戸取の舞、鈿女の舞、御神体の舞)が毎晩奉納されています。

高千穂お立ち寄り
PickUpスポット

高千穂峡

約12万年前と約9万年前の阿蘇山噴火により噴出した溶岩流によってつくられた侵食谷です。

天安河原(あまのやすかわら)

天照大御神がお隠れになったといわれる大洞窟です。

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