恋の水【恋の水神社】
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住所 愛知県知多郡美浜町奥田中白沢92-91
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アクセス ・名鉄知多新線「知多奥田駅」徒歩約20分
恋の水神社について
昔、大和国三輪山の大神からお告げがあり、東の方に延命の神水があることを知った允恭天皇は、藤原仲興にその神水を探すよう命じました。
藤原仲興は熱田神宮に参じ、その神水について尋ねましたが、熱田神宮の宮司も知らなかったため熱田神宮の神に祈ったところ、「ここより南に10里のところにある」とのお告げが。そのお告げに従い探したところ、神水を発見。村人に土地の名を聞いたところ、どの村人も「知らない」と答えたため、藤原仲興はその土地を「知らぬ沢」と名付け、「尾張なる 野間の知らぬ沢 踏みわけて 君が恋しき 水を汲むかな」と歌を詠まれました。
以来、この神水は「恋の水」と呼ばれ、病気平癒のご神水として信仰を集めるようになりました。
[御祭神]
美都波能女命(みとはのめのみこと)
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お守り
恋の木神社にはとてもたくさんの可愛いお守りがあります。
どのお守りにしようか迷ってしまうほどですが、その中でも特に人気!ここでしか授かれない「縁むすび守」を紹介したいと思います。
縁むすび守
恋の水神社一番人気の「縁むすび守」。
恋の水神社のシンボルにもなっている水色の鳥居の刺繍が施されたお守りです。
このお守りは一般的なお守りと異なり、お守りの袋を開封するようになっています。
開封すると、中にちょっと左に傾いたあいあい傘が書かれたお札と説明書が入っています。あいあい傘が左側に傾いているのは、相手の気持ちが貴方に傾くようにという意味が込められいるのだそうです。そのあいあい傘の左側に自分の名前を、右側に相手の名前を書き入れます。
あいあい傘の上部が開いているのは、良いこと、願いごとが受け取れらるようにという意味で開けられているので、願いが叶った際には、その願いごとが逃げださないように自分で線を書き入れ、結びます。
恋の水神社オリジナルの縁結びのお守りです。
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もともと、万病に御利益があると言われていた「恋の水」。
その後、平安時代の「桜姫の悲恋物語」の伝説にちなみ、恋の病にも効くといわれるようになりました。
祈願される方は、まず社務所で願掛け紙コップを授かり(有料)、その紙コップに願い事を書き込みます。次に柄杓で「恋の水」をすくい、コップの半分まで注ぎ入れます。最後にそのコップを神棚に供え、祈願すると、恋の願いが叶うと言われています。
-桜姫の悲恋物語-
大納言桜町成範の娘・桜姫は青町という家臣と恋に落ちましたが、父・成範に反対され、家を追い出されてしまいました。
愛宕郡北山村に隠れ住んでいた時、青町が病気になり、必死に看病するもなかなか回復しませんでした。そこで万病に効くという霊水「恋の水」を求めこの地を訪れた桜姫。その所在を村人に尋ねたところ「今まできたくらい東の方」との嘘の返答が。その話を聞いた桜姫は落胆のあまりこの地に倒れ、そのまま息絶えてしまったそうです。
愛する人のためにという桜姫の想いがこもった「恋の水」。「桜姫の悲恋物語」の伝説にちなみ、今では恋の祈願社として信仰を集めています。