金戒光明寺には、江戸時代の書物『雍州府誌』に「本朝三文殊の一つなり」と記される文殊菩薩がまつられています。鎌倉時代の仏師運慶作と伝えられる文殊菩薩像です。

文殊菩薩は、「三人寄れば文殊の智恵」といわれるように、学問、智恵を司る仏さま。学業成就の霊験あらたかな文殊菩薩として古くから信仰を集めています。

※文殊菩薩像は、以前は三重塔に安置されていましたが、現在は御影堂にまつられています。