愛知県名古屋市の東山動植物園では、“１日に１８～２０時間以上も木の上で寝ているにもかかわらず、決して木から落ちない”というコアラにあやかり、同園で飼育されている９頭のコアラのウンチを配合した「コアラのウン(運)チペーパーしおり」を配布したところ、３００枚ということもあったと思いますが、開園と同時にほぼなくなってしまったそうです。

受験生への応援ということで、しおりはすべて東山動植物園の職員の手作りで作られたもので、溶かした牛乳の紙パックと煮沸して滅菌処理したコアラのフンを混ぜてすいてつくられています。職員さんの温かい思いが詰まったお守りは、受験生の心強い見方ですね。

また東山動植物園のほかにも、各地の動物園で「ウン（運）がつく」動物のフンを使ったお守りが配られています。

栃木県宇都宮市の宇都宮動物園では、ゾウのフンを原料（消毒・減菌処理されています）に作った合格祈願のお守り「受かるゾウ」が配布されています。